夫の転職、子供の養育費の増加で家計が圧迫されているのに加えて、2011年の東日本大震災に伴う電力使用制限。さまざまな要因が重なり節電しようと決意しました。
私の暮らす場所は夏は暑く、冬は豪雪という盆地気候なので冷暖房費がとにかくかさみます。

特に冬場の電気代が馬鹿になりません。

水道管の凍結を防ぐために常に給湯スイッチはオン状態、寒いのでお風呂の保温もいつもより電気代がかかります。

エアコンやファンヒーター、コタツなどの暖房器具はさすがに使わずにはいられません(室内が氷点下になってしまいます)。子供に寒い思いをさせたくない一心で震災前は暖房代はなるべくケチらないようにしていましたが、震災の電力危機を経験して、工夫次第で電気代をだいぶ安く抑えられることを知り、一年発起し今に至ります。

節電方法

我が家は6人3世帯同居という大家族で冷蔵庫も500L以上の大型のものを使用していました。
しかも買ってから10年以上という骨董品。
さすがにさまざまガタがきており、モーター音がひどい、冷凍庫が冷えないなどの理由で電気屋さんに相談しましたところ「新しいものに替えたほうが断然お得ですよ。」とのこと。

当時はこまめな消灯や家族がなるべく同じ場所にいて冷暖房費を節約するなど小さな節電を心がけていましたが、もう少し何とか節約できないかと思っていたところでした。

冷蔵庫を買うのは大きな出費ではあるけれど、見方を変えればこれは省エネの大きなチャンスです。夫と相談し、中古ではなく最新の冷蔵庫に買い換えることにしました。
それまで使っていた冷蔵庫の消費電力は680kWh、そして新しく購入したものの消費電力は230kWh。なんと約3分の1です。
新規購入したものは2014年製のものですので今だともっとエコなものが出ていると思います。

これがどれだけすごいことなのか。冷蔵庫が家庭の電力消費において占める割合は約14パーセントといわれます。
電化製品の中で一番大きく占めているのです。
なので、冷蔵庫の消費電力を抑えるということは電気代に顕著に表れます。計算したところなんと年間1万2千円以上もお得という結果に!

もし冷蔵庫の買い替えを考えている方がいましたら、ぜひとも最新式を購入することをお勧めします。