節電したきっかけは二つあります。
一つは、今から約5年前、東日本大震災の発生により、電力不足や節電が盛んに騒がれ始めたことです。
もう一つは、電気代が値上げとなり、それまでと使用量がそれほど変わらないにも関わらず、電気代がかかるようになったことです。
もともと我が家の電力使用量は、一般的な家庭と比べてそれほど多くはないと思っていました。
とはいえ、夏には冷房、冬には暖房を使いますから、月によってはかなりの電気代となります。
そこで、電力使用量をできるだけ減らせるよう工夫することで、電気代を減らそうと考えました。
また、電力使用量を減らすことは家計のみならず、環境にも良いことだろうと考え、積極的に節約するように心がけました。
節電方法
以前はエアコンのタイマーをセット
冬場は夜、部屋の中も寒くなります。
そのため、以前は布団に潜った後、部屋のエアコンで暖房を入れ(もちろんタイマーをセットして)、部屋を暖かくすることでぐっすりと寝ていました。
しかし、毎日寝る時に1時間近くもエアコンを稼働させるとなると、電力使用量が増え、電気代も高くついてしまいます。
湯たんぽを活用
そこで、「湯たんぽ」を活用して、電気代の節約を図ることにしました。
具体的な方法ですが、まず、湯たんぽを3個くらい用意します。
その上で、就寝30分くらい前にお湯を沸かし、湯たんぽにたっぷりお湯を入れます。
そして、布団を準備して、その湯たんぽを敷布団と掛け布団の間に挟むようにしてセットしておき、布団を温めるのです。
寝る時にはその湯たんぽは外に出します。
そうすると、湯たんぽの熱によって布団が温まるので、その温かさで気持ちよく寝ることができるのです。
その結果、寝る時にエアコンの暖房を入れて部屋を暖めなくても、寒さを感じることなく寝られるようになるので、エアコンを稼働させずに済みます。
これにより電力使用量が多くなる冬場であっても電力使用量を減らすことができ、電気代も、湯たんぽの利用を始める前の冬の時期と比べて、1〜2割程度安くすることができました。