2016年4月から電力小売りの全面自由化が始まりました。
これによって得をしたり生活が豊かになるかどうかは十分な知識と準備をしているかが重要になります。
業者選びは慎重にしよう
何かが大きく変化するときには、商売のチャンスでもあります。
そのため、電力小売りの全面自由化で儲けようとしている業者も増えてきます。
業者の中にはもちろんお客様のことを考えて色々なサービスの提案を行って業者と顧客の双方が利益を得ることが多くいます。
でも中にはそうではない、業者もいますので注意が必要です。
そのような業者を見分けたりサービストークの真偽を確かめるためにも正しい知識を習得する準備がとても大事です。電力小売りの全面自由化に伴い新たな費用が発生するなどということは基本的にありません。
スマートメーターはとっても便利
今後、電気メーターがスマートメーターと呼ばれる高機能なものに置き換わっていきます。このスマートメーターは今まで一か月分の電気資料量しかわからなかったものが短時間の使用量でも料金を知ることが出来たりする優れたものです。
そのため、ほぼリアルタイムで電気料の無駄を把握することが出来ます。
自宅で発電などして売電を行っている人にはとても便利に使うことも出来ます。
このスマートメータへの切り替えは、一部特殊な場所に設置したりする場合などには実費を請求されることもありますが電力会社が基本的には無料で行ってくれます。
このような知識がないと取替えにお金がなかるなどといって騙されることにもなります。
安心して電気を使える理由
また、電力小売りの全面自由化に伴って電力会社を代えなければならないなどと、無理に契約を迫られることもあります。これも、そのようなことはなく、何もしなくても今まで通り電気は使い続けることも出来ます。
そのため無理に今までと違う電力会社と契約しなおす必要もありません。
中には、小さな電力会社だと会社が破綻することもありそうなると電気が止まってしまうなどといわれたケースもありますが、そのようなことはありません。電気のような生活に欠かせない重要なインフラはセーフティーネットがしっかりとしていますので契約した会社が経営から手を引いても自宅の電気の供給がストップすることはありません。
このように最低限の知識の準備をしておかないと、誤って必要のない契約をすることにも繋がりますので注意が必要です。電力小売りの全面自由化でおかしいと感じたり損失を被ったと思ったら、泣き寝入りなどせずにまずは消費者センターなどの窓口に相談しましょう。
