今まで電気はその公共性ゆえに安定供給が臨まれたために、各エリアに電力会社が独占的に供給する形で行ってきました。
そのためのその電気料金も公定価格を決めての許可制なので、一般のものと違って高い安いを比較して購入することが不可能でした。
ですがこの4月より電力小売りの自由化が認められて、電力小売り事業に一般の会社も参入でき、電力小売り事業の中でも自由競争が可能となり、会社によっては得損があります。
こうしたお得な電力小売り事業の会社にも選び方があります。
電力小売り事業の会社にはどのようなものがあるのか
電力小売り事業の会社には、既存の電力会社だけではなく、ガス会社、総合商社、石油供給会社、通信会社、自然エネルギー開発会社など様々あります。各会社お得感を出して契約プランを提示にしています。
但し残念なのことは、これらのバリエーション豊富な供給会社がその展開エリアが限定的であったり、また都市部の集中していて、地方都市や農村部にはお得な契約ができないこともあります。
また、この電気のお得な契約は2年間は解除できないなどの規制があることも選び方を狭めていますが、<しかし選び方ひとつで年間2万円近くも節約できることもあります。
電力と実生活にあった選び方で得する
最大限にうまく得するにはどうすれいいのかと言いますと、まずよくあるのは実生活の中でこの電気供給契約がうまく活用できるかがポイントです。
例として、携帯電話を持つ通信会社の場合には、その携帯を契約している場合には電気とセットで使うと月々に携帯使用料が大幅に値下げしたり、あるいは電気を使った分に応じて電子マネーにキャッシュバックしてくれるものもあります。
またガス会社ではオールガス化で必ず毎月5%の値引きを保証するものもあります。
それ以外にも太陽光発電を使用した電力小売り事業では、電気に基本料金を課さずに使った分だけで電気料金を支払うという使い方によっては格安のものまであります。
このようにバリエーション豊富ゆえに、実生活にあったものを選んだほうがいいです。
電気を使った分での支払いなどは、親から遺産で譲り受けた空き家などでは効果的であるといえますし、携帯使用が多い家では通信系の方が有利であることが考えられます。
じっくり内容を確認してから契約することが大切
但し、この電力供給契約の内容には注意するべきこともあります。
先にのべた契約解除が2年間できないなどの条項があれば、いざお得な違う会社に換えることが難しいからです。
せっかく実生活にあったお得な会社にしたいと思っても、2年間契約解除ができなければお得も半減しますので、契約す際にはよく考えてから決めるべきです。