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照明選びを誤ると、居心地の悪いお部屋に・・・
ひとことに「照明」といっても、その種類や使用に適した方法はお部屋によってさまざまです。お部屋の照明選びにおいて、見た目のお洒落さだけで選んでしまうと、なんとなく居心地が悪くなってしまい、せっかくの自分の部屋がくつろげない空間に変わってしまう可能性もあるのです。そのお部屋であなたがどういった風に過ごしたいのか、あらかじめ頭の中でイメージを膨らませることが、照明を選ぶうえでとても大切になってきます。言い換えるならば、その部屋での自分自身のライフスタイルと照らし合わせ、いかにお部屋の照明のイメージを具体的に想像できるか、とも言えるでしょう。
照明機器(LED)を選ぶ際のひとつの方法を例に挙げると、定格光束という言葉があるのをご存知でしょうか。ルーメンという単位が用いられ、その数値に応じて明るさが変わってきます。このルーメンの数値が多ければ多いほど部屋は明るくなるわけですが、使用する部屋に対してどの程度のルーメン値が必要であるのか、ご使用になられている光源機器等のカタログをご覧いただき、検討してみましょう。
明るすぎる照明は目の疲れや寝つきが悪くなったり、視力が低下するといった健康への弊害もあるのです。適切な機器を選び、ライフスタイルに合わせた使い方を心がけていくことが大切でしょう。
お部屋にあった照明を選びましょう
つまり、お部屋の大きさによって必要な明るさが変わってくるため、そのお部屋にあった明るさの照明を選んでいく必要があります。使用する時間帯によっても必要な明るさは変わります。
高齢の方がいらっしゃる場合はより高い照度の明るさが必要となるかもしれませんし、作業スペースやリビングには昼光色のものがおすすめです。
最近の研究で、本などを読む際、暗くても目には悪影響がないことが分かっていますので、適切なものを選んでいきましょう。
光と上手に付き合い、快適な暮らしを!
繰り返しになりますが、そのお部屋でどういった風に過ごしたいのか、具体的なイメージを膨らませることが照明選びで失敗しないコツではないでしょうか。賃貸マンションやアパートなどでシーリングライトの取り付けを行う場合や、あらかじめお部屋に取り付けてある照明を取り外したりする場合は、大家さんやご契約内容をしっかりと確認したうえで、退去時のことを考えて原状復帰できるよう、気をつけてください。