4月より電力小売りが始まり様々な企業が小売り事業として参入をしてきました。では、どんな企業が参入してきたのかを一覧として見てみましょう。

大まかに分けると以下の三つの電力小売り会社に分けられます。

都市ガス(大阪ガス、東京ガス)

ガス会社は、ガスと電気の併用で1%割引になるプランや、長期で2%割引になるプランを提供してくれています。
しかもポイントをためることもできてお得であるのが売りです。

それぞれ大阪ガスや東京ガスを使用していることで得になるので、田舎でプロパンガスなどを使用している人は不向きと言えるでしょう。

ガソリン(ENEOS電気、MY電気)

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東電よりも単価が最大14%安くなるENEOS電気は、KDDIと提携したり、Tポイントにポイントがつくセットなどのプランを提供してくれています。

また、エッソやモービル、ゼネラルなどの東燃ゼネラルグループが参入した起業をMY電気と言います。

通信会社(au電気、eo電気、J;COM)

au電話が電気事業に参入してきましたが、au電話とセットでお得になります。
電気の使用金額に応じて還元するポイント数が変わり、しかも今なら5月末までに申込をするとポイント還元率がとても高いです。
このポンとはauウォレットにためることができ、このポイントはポンタなどに移行して各使用可能店舗で使用することができます。

eo光も電力小売りをし始めましたが、光回線とのセット販売もあり、しかも事務手数料と解約手数料も無料ですので、比較的新しいかたにもトライしやすい電力小売り会社と言えるでしょう。

比較やシュミレーションをして検討することが大切

会社によってプランの種類や内容はそれぞれ違います。

また、これらの会社はそれぞれが大手電力会社よりもお得なプランを提供してくれていますが、基本的には現在オール電化のご家庭は変更対象外となったり、変更する場合はスマートメーターが設置されるので、時期によっては混みあい設置が遅くなることもあること、また変更後はメールで使用量のお知らせが届くなどの決まりがある程度あります。

また、電気自体は大手電力会社の電気をそのまま使用することになりますので、電気の質は何も変わりません。
お客様が買う会社や金額を選ぶことができるようになったことが大きな変化と言えるのが、今回の電力自由化です。

今の自分が利用している会社とセットの電力事業があれば一番お得ですが、それぞれしっかりと比較やシュミレーションをした上で変更を検討するとよいでしょう。